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お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

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第11章 交差点(10)

第11章 交差点( 10 )


阿久津亮介は瞳を閉じていた。

何もかも全ては終わった―――。

内藤雄一は死んだのだ。

亮介の脳裏にはあの時の映像が、何度も何度もリピートされていた。

腕をダランと垂らして壁にもたれて座っている内藤雄一。

記憶の中で、亮介はそれを冷えた眼差しで見下ろしていた。
 
長い間、ずっと憎み続けていた男は、いとも容易くその鼓動を止めたのだ。

靴先で軽くつつくと、まるで糸の切れた操り人形のように―――。

それはゆっくりと壁を擦りながら、冷たい床に横たわった。

打ち抜かれた胸から、黒っぽい血液がじんわりと広がってゆく。

しばらくの間その様子を眺めていた亮介だったが、救急車のサイレンに気付くとすぐに部屋の中を見回した。

コンクリートで囲われた薄暗い部屋。

この男には似つかわしい棺桶だなと、亮介は微笑む。

ポケットからビニールの包みを取り出すと、それを寝室のベットの下へ滑り込ませた。

残るは―――。

最後の一人。"仁"の始末だ。

亮介は内藤に拳銃を持たせると一発天井に向けて発砲させた。

飛び散った火薬が内藤の衣服にこびりつく。

その銃声を聞いて、外のほうが大分騒がしくなっている。

のんびりはしていられない。

内藤の手から拳銃を剥ぎ取ると――――。

"仁"に向けて、一気に数発分の引き金を引いた。

体から鮮血が飛び散ったことを確認した亮介は、拳銃を床に投げ捨て―――。

ゆっくりと手袋を外したのだった。


<第12章 点と線( 1 )につづく>



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コメント

おおぉ!
奈緒さん、こんばんは(^-^)ノ

おお!
あの事件には阿久津亮介が…( ゚д゚)
この先どんな展開になるのか、明日を楽しみにしてますv-343
毎日このクオリティーで続けられるのは大変だと思いますが、わくわくしながら応援してます♪
(^-^)σファブィ!
えっ、衝撃的、阿久津亮介が、なぜそんな工作を。

阿久悠の阿久は悪友の悪だが、阿久津亮介の阿久は悪魔の悪なのか!
急展開ですか? ポチッと。
十一章乙です。
事件の香りがぷんぷんするぜwwww
応援ぽちっと
みぃち様・銀河系一朗様・Mr.様
みぃち様
事件の裏に阿久津亮介ありです^^
なかなか最近は更新が苦しくなっているので。
二日に1回の更新になってもいいですか?(笑)
でも、いけるところまではがんばろうと思います。
ファヴィありがとうございます。

銀河系一朗様
ええ。あの発砲はこのような顛末でした^^
阿久津亮介の阿久は悪魔の悪なんですか!?
気付きませんでした(笑)
次はちょっとのんびりな感じかも!?
応援ぽちありがとうございます。

Mr.様
ええ!!事件の香りがぷんぷんします(笑)
応援ポチありがとうございます。
うーむ、"仁"とダブルクォーテーションで括ってるのがやけに気になります。
へ? 全然関係ないですって? ですよね(笑)
タンスにゴンザレス様
タンスにゴンザレス様
ええ。作者の悪意が見え隠れしますよね(笑)
単純に「仁の始末だ」って書いたとき、名前だって分かりにくかったから、っていう話もありますけどw
ふっふっふ。真相はいかに!?
 こんばんは。
 あのシーンのときにはかけらもなかった阿久津の映像が、こんなところに紛れてました。で、仁は早坂じゃないの?ずっとそう思ってたんだけど、奈緒さんがまた何か仕掛けてるのか?
 ポチです。おやすみなさい。
 
紗羅の木様
はい。主人公と瀬崎が動き出す次の章を踏まえ、亮介の動向を描かせていただきました。
この場合の"仁"は早坂と思っていただいて結構です^^
実際、倒れていた二人は早坂と内藤ですので^^

何かを仕掛けているのは・・・・・・いつものことです(笑)
ポチありがとうございます。

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