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お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

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第12章 点と線(11)

第12章 点と線( 11 )


田代絹江はどんよりとした空を見つめていた。

辺りはもう随分暗くなってきている。

「じゃあ、みんなそれを飾り付けたら中にはいりましょ」
 
はぁい、という四重奏で少女達は返事を返す。

「仁ちゃん、亮ちゃんも。もう暗くなって来たからその位でいいわよ」
 
三階のバルコニーで作業をしている二人が手を挙げる。

「分かった。じゃこれだけ付けちゃうから―――。おい、亮。あそこ足らなくないか?」

「だけど遠くて手が届かないんだよね」

 
亮介が、そう言って手を伸ばしてバルコニーの縁に体重をかけたその時、ぎいっと軋むような音が辺りに響き―――。

次の瞬間、二人は地面に叩きつけられたのだ。

いったい何が起こったのか、理解できなかった絹江だったのだが、

「きゃあ」という少女たちの声で、弾かれた様に駆け出す。

「仁ちゃん!! 亮ちゃん!!」

絹江のその声に、

「うう・・・・・・」

亮介が上半身を起こして立ち上がろうとしてして・・・・・・・転倒する。

「足が・・・・・・」

「動かないで!!」

 
右足がおかしな方向に曲がっているのだ。
 
絹江はとりあえず亮介の体を引きずり、仰向けに寝かせると、

「仁ちゃん」

と、動かない仁に駆け寄り抱き起こす。
 
血・・・・・・。頭から出血している。

傷口はたいして大きくないけど、頭を打っているからむやみに動かすのは危険だわ。

絹江が慎重に体を抱き上げようと、つま先に力を入れたその時――――。

「ママ先生!!」
 
絵里香の叫び声で、はっと上を見上げる。

片方の支えを失ってゆらゆらと揺れる鋳物性のバルコニーから、ぴんっと何かが弾け飛んだのだ。
 
危ない!!

仁の頭をかばいながら、絹江は大きく横に跳んだ。
 
肩の鈍い痛みと土のにおいが体中を駆け巡ったのと、ほぼ時を同じくして―――。

全ての支えを失ったバルコニーがドスンという大きな音を立てて、地面に落ちてきたのだった。


<第12章 点と線( 12 )につづく>


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コメント

奈緒さん、おはようございます(^-^)ノ

あう…こんな悲劇が…。
でもこれは…う~ん、想像があたっているのか早く先が読みたくなりますが…今晩まで待つしかないのですね!(;.;)
そう言えばキングの「グリーンマイル」って、アメリカでは月刊(日本でもそうだったのかな? 一気に購入したのでわかりませんが(^^;)で発売したので、待ちきれない読者が発売日がちかずくとそわそわ当日は開店前から押しかけたとか…。
それを思うと24時間位…我慢我慢(*゚∀゚*)σフェブィ!
悲劇ですね・・・。落ちるとは・・・よそうGUYです。
ベランダが落ちてくる、二重の悲劇。一体どうなる?
次回に期待と応援ぽっちと
みぃち様・Mr.様
みぃち様
ええ。みぃち様はピーンときたみたいですね^^
この先に繋がりそうなシーンは以前回想シーンで登場しています。
到底"グリーンマイル"には及びませんが、少しでも楽しみにしている方がいることを願って今夜も、頭をひねろうと思っています(笑)
ファヴィありがとうございます。

Mr.様
予想外であったのなら、私としては万々歳なのかしら(笑)
かなり頑丈な金具で固定されていたのでしょうから・・・・・。
それが堕ちてくるには訳があるのかも。
応援ポチありがとうございます。
むむ、まさか、これはもしかして。
「柱に切り込み入れたのは神父さん」
て誰かが呟いてませんか?
え?ませんか……。

以上、今日の「そら耳」アワーでした。
ポチッと。
銀河系一朗様
あー現代チックなアルミの柱で後行けしたようなベランダではないんですよね^^

ヨーロッパ風の狭い鋳物のデザインチックなもので、壁に埋め込まれた鉄骨に、金具で固定してあるようなものなのです~。

どこかで説明しないとですね。

ポチありがとうございます。
皆様
申し訳ありませんが一部語句を訂正いたしました。

ベランダというと、屋根の付いた物をあらわすそうなので、
バルコニーという、屋根の付いていない物を差す語句に変更させていただきます。

事後報告で失礼いたします。

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