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お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

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第12章 点と線(14)

第12章 点と線( 14 )


「うっ・・・・・・」

亮介は痛みの中で目を覚ました。

「気が付いた?」

まっすぐ前を見たままで絹江はそう言った。

「ママ先先」

「痛む? もうちょっと我慢してね」
 
時折、雷光が車内を青白く駆け抜けては、雨音をかいかぐって轟音を轟かしている。

「仁は?」

亮介は後ろから座席に手をかけて仁を覗き込む。

「まだ、目を覚まさないわ」

絹江はちらりと横に目をやってから、すぐに激しく動くワイパーの先に意識を集中した。

―――ここはカーブ手前が下り坂で、いつもスピードが出すぎてしまう。

絹江はアクセルを緩め、小刻みにブレーキを踏んだ。

ところが―――。

一向にスピードが落ちない。

カーブの入り口がみるみる近づいてくる。

ガンガンと足を踏み込む音に気付いた亮介が、

「ママ先生?」
 
と、言ったのとほぼ同時に、

「ブレーキが!!」
 
と絹江は叫んだ。

背筋が一瞬で凍りつく。

真っ白になった頭が警告を発している。

どうしたらいいの!!

絹江は必死に考えた。

そして・・・・・・。

そう!! エンジンブレーキ!!

クラッチを思いっきり踏み込む。

しかし、普段から使い慣れていないマニュアル車がゆうことをまったく聞いてくれない。

ギヤをローに入れようと手間取っているうちに、どんどんスピードが上がって行く。

もう、エンジンブレーキで止まれる様な距離ではなくなってしまっていたのだ。

絹江はハンドルを切りながら、一気にサイドブレーキを引く。

しかし―――。

スピードにのった車体は濡れた路面との抵抗をほとんど得ることが出来ず―――。

あっという間にカーブに侵入したのだ。

「駄目!! 何かにつかまって!!」

という絹江の声が耳に届くか届かないかの刹那―――。

亮介の体を激しい衝撃がを襲った・・・・・・。

道から大きくそれた車体は、湖へと下る斜面を滑り落ち―――。

杉の大木にぶつかって、やっとその動きを止めたのだった。


<第13章 疑惑( 1 )につづく>


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コメント

奈緒さん、おはようございます(^-^)ノ

スピード感のある緊迫した描写、ぞくぞくしながら拝見させて頂きました!
うう…絹江さんが…(;.;)
今晩から13章なんですね♪
12章お疲れ様でした、次はどんな展開になるのか楽しみにしてます(^^)σファブィ!
今回は、いろいろなものが伝わってきましたね・・・。
車に乗っている気分に・・・。
生きているのか?このあとの展開にぽっちと
12章お疲れ様でしたww
すごいところで章が終わりましたね・・・^^;
こういうシーンよくドラマで見ますよね。読んでいて怖かった・・・
応援ぽちっ
みぃち様・Mr.様・鳳鈴桜華様
みぃち様
この章は作者がそこかしこにちりばめた、悪意のような謎の答えが随所にちりばめられていました。
もしかしたら、もう真犯人にたどり着く方がおられるかも(笑)
13章は再び瀬崎さんが登場です。
ファヴィありがとうございます。

Mr.様
次の章冒頭で、結末が分かるはずです^^
結末は・・・・・・いつも残酷・・・・・なのかもしれません。
応援ポチありがとうございます。

鳳鈴桜華様
かなり描写を省いて、スピード感を出したつもりですが・・・・。
うまく伝わったか心配ではあるところです。
応援ポチありがとうございます。
いいですね、サスペンス溢れるシーン。

また車に細工されてたようですね。

カーブなら山側にぶつけてしかなさそうですが、
実際にはできないだろうな。両側谷もなくはないし。
ポチッと

銀河系一朗様
どうでしょうね。
カーブ内側にこすっても、やはり外側にはじかれてしまいそうですよね。

高速の直線で死にそうになったことはあるんですけど、カーブではまだ経験はありません(笑)
応援ポチありがとうございます。
お久しぶりです。緊迫感が良いですね。
電話線に引き続き……たまりませんな。
じわじわと追いついて行こうと思います。ファブィ。

誤字訂正 終盤
「駄目!! 何かに捕まって!!」
→「駄目!! 何かに掴まって!!」

私が捕まるなら、せっかくだから瀬崎さんが良いかな(笑)
タンスにゴンザレス様
お久しぶりです~。
誤字訂正ありがとうございます~。
さっそく訂正させていただきました。ひらがなに(笑)
子供に向かって放たれた言葉ですので、ひらがなの方があっているかなと思いまして^^
フェヴィありがとうございます。

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