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お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

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第3章 崩壊(7)

第3章 崩壊( 7 )


真っ暗な部屋の中に微かな光が差し込むと・・・・

眠りについている少女達の顔がぼんやりと浮かび上がった。

ドアの隙間から誰かがこちらの様子をうかがっている。

眠れずにいた絵里香は慌てて瞳を閉じた。

その「誰か」は慎重に少女達が眠っていることを確認してから部屋の中に入ると、静かにドアを閉めた。
 
ずりずりと摺り足で一人の少女の枕元まで来ると腰を落とし、耳元に顔を近づける。

絵里香は息を潜めた。

低く囁くような声が聞こえてくる。

耳を澄ませてみたが、内容を聞き取ることは出来ない。

「ん・・・ううん」

一人の少女が寝返りを打つとその囁きがピタリとやんだ。

が・・・・、暫くすると、今度は違う少女のところにかがみ込み、同じようにぼそぼそと呪文のように繰り返す。

そして・・・・。

次は絵里香の番であった。

生暖かい息が、抑揚のない声と共に耳に届く。

その声を聞いて絵里香はそれが誰であるかやっと分かった。

普段の穏やかな表情からはかけ離れた暗く恐ろしい声色が恐怖を掻きたてる。

絵里香は瞼をぎゅっと閉じた。

男はなおも同じ言葉を繰り返す。

何度も・・・・何度も。



ほんの数分の出来事が絵里香にとっては気が遠くなるほど長く感じられた。

やがて男は立ち上がると静かに部屋から出て行った。

静けさと暗闇の中、しばらくは体を硬くしていた絵里香であったが、緊張が解けるにしたがって男が言っていた言葉の意味が気になり始めたのだった。

「オイル抜いたのは瞳ちゃん」

それはあの時、ひいろがつぶやいた言葉だった。


<第3章 崩壊( 8 )につづく>





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