FC2ブログ

お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
▼ランキングに参加しています。
ランキング用人気ブログランキングBブログランキング・にほんブログ村へ
▲ポチポチっと応援お願いします。

第4章 別れ(2)

第4章 別れ( 2 )

私は動かなくなった彼女に手を触れた。

まるで眠っているかのように見える。

不思議と悲しみはこみ上げてこない。

彼女の頬は私の体温を奪いながらも一定の温度を保っていた。

・・・・死のぬくもり。

彼女がもし自殺したのなら原因は私にあるのだろう。だが私には自殺ではないという漠然とした確信があった。

・・・・いや、そう思いたいだけなのか。

どちらにせよ私は非情な人間なのかもしれない。

彼女の死を前に、私の心にはわずかな感傷も動揺もないのだから。

それとも人はこういう時に心を平常に保とうとする意識が働くのであろうか。

考えがうまくまとまらない。

どうやら、いささか混乱しているようだ。

「大丈夫か?」
 
早坂の声が、私の意識を引き寄せた。

「そろそろ監察医の検案がある。短い時間しか取れなくて悪い」

「いや、感謝してるよ」
 
それきり私達は、言葉を交わすことなく部屋をあとにした。

夜風が冷たい・・・・。

混乱した頭を覚ますのには十分ではないがそれでも、彼にぎこちない笑顔を返すことは出来た。

「帰るよ。連絡してくれてありがとう」

「ああ。元気出せよ」

私は手を振って帰路に着いたのだった。


<第4章 別れ( 3 )につづく>



スポンサーサイト
▼ランキングに参加しています。
ランキング用人気ブログランキングBブログランキング・にほんブログ村へ
▲ポチポチっと応援お願いします。

この記事のトラックバックURL

http://imagina.blog115.fc2.com/tb.php/34-30c98e18

コメント

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントする


管理者にだけ表示を許可する


ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

コメントをプレビューする?

Template Designed by DW99

フィードメーター - i 「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します! track feed
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。