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お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

第6章 衝動(7)

第6章 衝動( 7 )


「俺だけど・・・・・・」

「早坂」

「どうだ、落ち着いたか?」
 
私は腰をかがめコーヒーを取り出し、軽く振ってからプルトップを起こす。

「うん、まだ気持ちの整理はつかないけど・・・・・・俺なりに出来ることを考えてる」

「そうか・・・・・・絵里香のことは今、瀬崎さんが調べてくれてるから安心して任せてくれればいい」

「わかった・・・・・・そうだ、聞きたいことがあるんだけど・・・・・・」

「何だ?」

「N、E、Wと聞いて何を思い浮かべる?」

「ん・・・・・・N、E、Wか?」
 
早坂の返事を待ちながら、コーヒーを喉に流し込む。

「雑誌名、団体名、記号・・・・・・あとは方位くらいか・・・・・・」

「方位って・・・・・・方角のことか・・・・・・うん。そうだな。確かに・・・・・・」

「よくわからんが、解決したならよかった」

「助かったよ。ありがとう」

「ところでお前に俺と絵里香が初めて会った時の話ってしたっけ?」

「いや・・・・・・」

「絵里香からも聞いてない?」
 
私は記憶をたどってみたが、思い当たる会話は見当たらなかった。

私の知らない絵里香がこの世界には溢れていることをつくづく実感する。

「そうか。あいつさ・・・・・・」



「先生。君島先生・・・・・・」
 
そういわれて絵里香は初めて自分が呼ばれてることに気がついた。

壁の時計に目をやってずいぶん長い間自分がぼーっとしていたことに気付く。

「お客様がお見えになっていますが・・・・・・」

「わかりました。お通しして」

絵里香は椅子から立ち上がろうと、机に手を突いた。

その拍子に白衣の袖がどこかに当たったのだろう。

バラバラと書類が床に音を立てる。

「またやっちゃった・・・・・・」

腰をかがめて拾おうとした書類の中に見慣れない青い封筒が混じっていたのだ。

何かしら・・・・・。

封筒を裏返してみるとそこには、吹雪探偵事務所というスタンプが押されている。

絵里香が封を開けようとすると・・・・・。

コンコン。

ドアをノックする音。

絵里香はしかたなく書類を元の位置に戻してから、

「どうぞ」
 
と、いってドアを開けたのだった。


<第6章 衝動( 8 )につづく>



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コメント

おはようございます☆
新作読んでくれてありがとでしたww
ちょっと怖めの出だしでしたが、もっと明るいものですので。。。^^;

青い封筒・・・探偵事務所・・・なぞは膨らむばかりです・・・

続きを楽しみにぽちっと☆
2回読んできましたw
いぁ、もうね。
うまいです。なんでこんなにうまくかけるのって感じです。
1章でも書いたけどシンにはこういった感じで表現を文にできない。
内容もよかったです。
色々良かったですよ。ほんとうに。
自分の小説を書く教養の無さが身にしみました
シンもがんばるぞ。
また、次回期待しています
では。ファブィ。(たろすけさん語録から)
ここで、ぽっちとな!押します!!次回にも期待!!
少しずつ読んでいます。
自分のブログにもまたきてみてください。
押しときます。
D輔様・Mr.様・シンΨ様・鳳鈴桜華様
D輔様読んでいただいてありがとうございます。
D輔様のサイト毎日訪問させていただいて、ポチポチさせていただいてます。
ただ・・・・出来れば「最近のコメント」をブログに盛り込んでいただきけると、
しおり代わりに、コメントを残す私は助かるのですが(笑)
どうぞよろしくお願いします^^

Mr.様読んでくださってありがとうございます。
リンクはどこに入れておけばよいのでしょうか?(笑)
悩みますw

シンΨ様
いえいえ、私なんかまだまだです。
シンΨ様のサイトで笑いを勉強しつつ、小説に盛り込んでいこうと思っております。どうぞご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いします。

鳳鈴桜華様
探偵事務所・・・・・・・これは・・・・・・実は・・・・・・・
果てしない伏線の可能性大ですw
そういえばそんなのあったな程度で全然へっちゃらです!!
新作期待しております(またプレッシャーを、笑)
奈緒さまへ
 こんばんは。
 二度目の訪問になります(笑)
 後半、回想シーンですね(笑) メモを取りながら読み返しましたので、だいぶ慣れてきております、ハイ。
 この物語、どこまで読者を引っ張るのかな? 鈍いのでなかなか見えて来ない(笑)
 「私」が気になってしかたない。混乱の元か?
 今夜はこのあたりでおやすみなさい。ポチです。
 
  
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
紗羅の木様
メモを取りながら・・・・・そんなにわかりにくいでしょうか(笑)

一応、下書きでありますが、絵里香の事件までは終了しています^^
ので、ご心配なく。

混乱の淵へ叩き落して、ほったらかしはなさそうな気がします(笑)

いつもポチありがとうございます^^

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