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お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

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第9章 追跡者(8)

第9章 追跡者( 8 )

「クソッ」
 
内藤雄一は近くにあった椅子を蹴り倒した。

予定が著しく狂っている。

当初の計画では結城克己はもっと自分とは無関係な場所で殺すはずだった。

しかしそうもいかなくなったのである。

もうこれ以上結城を自由にしておくのは危険だと内藤は判断したのだ。

幸い殺害計画用の下準備は整っていた。

ワインもワインオープナーも結城に買ってくるように頼んだもので、彼の指紋はたっぷりと着いている。

販売店から足が着くこともまず無い。遺書も出来上がっていた。

万が一疑われたとしても、犯罪を立証するほどの証拠は無いに等しい。

病院に確認をとったところ花岡裕子はすでに危篤状態で、彼女から名前が漏れることはまずありえないであろう。

だが・・・・・・。

それでも彼は苛立っていた。

結城に掛かってきたというあの電話が内藤雄一を焦らせているのだ。

―――阿久津亮介。

奴はあの時死んだはずだ・・・・・・。


内藤は狭い室内をせわしく歩き続けながら、深い深い記憶の淵へと足を踏み入れていったのだった。






十七年前の八月七日。

内藤雄一は降りしきる雨に視界を奪われていた。

助手席で一部始終を見つめていた"目"に気付かなかったのである。

それを知ったのは一通りの作業を終えた後であった。

空の助手席に気付いた内藤は、降りしきる雨の中でフロントライトに照らされながら木々の間をすり抜ける小さな背中を見つけたのだ。

――――見られていた。

そう気付くや否や、彼は足元に置いてあるラグビーボール大の石を抱え、その背中を追った。

雨に濡れた雑草が足に絡まりうまく前に進めない。

小さな背中はまるで宙を浮いているように驚くほどの速さで木々を縫っていく。
 
獲物を追う肉食動物さながら、荒々しく呼吸をしながら内藤は目を血走らせた。

血中に放出されたアドレナリンが運動器官と感覚器官の能力を引き上げる。

比較的、木々がまばらな方向を視覚すると、獲物と距離を一気に詰めたのだ。

―――もう少しで捕らえられる。

そう思った内藤が手を伸ばした刹那であった。

「あっ」


<第9章 追跡者( 9 )につづく>



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コメント

ご意見ありがとうございました
このたびは、文章の色分けについて貴重なご意見ありがとうございました。
皆さんのご意見を総合した結果を脳内で整理してました。

そして・・・・・・。
これまでどおり、会話文を色分けは行うようにします。
ただし、人物ごとの色分けはしない方向で。
あくまで地の文との区別として色分けをしていきたいと思います。
ですから、どんなに人物が増えても、会話文は同じ色という感じになります。

いかがでしょうか・・・・・。

一度に複数の人間が出てくる場面で、またご意見をいただけるとありがたいと思っています。

現在は文章間に、わざと一行空白を入れています。

これはPCや携帯、ブラウザ等、人によって環境が違うということに配慮した事と、横書きだと私は時々どこまで読んだか判らなくなることがあったて、ならいっそと空けてしまえ!!

というかなり強引な判断の結果なんですけど、皆さんの環境では読みにくくはないでしょうか?

もし、よろしければまたご助言おねがいいたします。
おはようございます(^-^)ノ

読みにくくないですよ~♪
私はいつも自宅のPCから拝見させて頂いてます(*^。^*)
「あっ」…で終わってるし…くぅ~気になります!

ファブィ!←お気に入り(笑)
これもいいですね。

17年前、内藤の最初の犯罪なのかな。
助手席にいたのに気付かないで、事をなしたんですね。
それともいつのまにか乗ってきちゃったのか。
ポチッと。

ボクも賛成です!!これでも十分読みやすいです!!GOODいや、GODです!
色分けじたいは読みやすくなって良いと思うんだけどねぇ
むずかしいねぇ。ごめんねぇ。変なこと書いちゃって。

シンの場合は
昔のブログで色分けしてたけど
誰が喋ったか書くの面倒だからだったけど(劇汗

同じ色にするのはどうなんだろう。
連続した会話の文をみないとわかんないなぁ。
地の文との区別だけだったら
色変えないで太字にするっていう手もあるけどねぇ
まぁ、色々みなさんの意見を参考に!
変なこと書いちゃってごめんね!
応援ファブィ!



みぃち様・銀河系一朗様・Mr.様・見習猫シンΨ様
みぃち様
ご意見ありがとうございます。
このシーン・・・・・・・ちょっと長めなので。
「あっ」で切ってしまいました(笑)
ファヴィありがとうございます。

銀河系一朗様
このシーンはもう一話続きます^^
詳しくはまだはなせませんが・・・・追々^^
ポチありがとうございます^^

Mr.様
ご意見ありがとうございます^^
ちょっと報われた気分です(笑)

見習猫シンΨ様
いえいえ。
会話文が多いシーンだと、なんだか赤青赤青という風に読みにくい気がしたのも事実なので^^
またご意見ありましたらよろしくおねがいしまね。
ファヴィありがとうございます。
 こんばんは。ディスプレイの向こう側の奈緒さん、頑張っていらっしゃいますか(笑)
 皆さんのご意見を折衷したということで、これでよいのでは?
 あとは管理人の描写力でカバーして下さいな(笑)
 先日、あらすじをのぞきましたが、苦戦してるみたい?
 このお話の場合、かなり原稿が上がってからの方がまとめやすそうですよ。章ごとに書くのは、少しきつそうです。
 アドレナリン、大放出、行く先を待ってます。
 おやすみなさい。ポチ、です。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
紗羅の木様・見習猫シンΨ様
紗羅の木
私の描写力・・・・・これが一番の課題ですね(笑)
あらすじはかなり苦戦しています。
でも章ごとにあったほうがわかりやすいとおもうんですけど・・・・・果たして連載が終わるまでに、書けるのかが・・・・・疑問ですw
ポチありがとうございます^^

見習猫シンΨ様
疑問は解決なさったようで^^;
ご返事できなくてすみませんでした。

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