FC2ブログ

お知らせとお詫び

当サイト管理人について

はじめまして、omuと申すものです。当サイトの画像の作成を担当していました。

さて、管理人の慧神奈緒ですが、心無い者の手によって、現在更新が出来ない状況下に置かれているようです。
焼け出されて一命は取りとめたという話を、人づてに耳にしましたが、詳しい話はまだよくわかっていません。 いずれ、本人の口から語られる日がくることを願っていますが、今のところそれがいつになるのかも不明です。
とりあえず、不定期にサイトを確認させていただいて、スパムコメントの整理だけを行わせていただきます。
作品を読んで下さっている方には、管理人に代わってお詫びさせていただきます。

敬具

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
▼ランキングに参加しています。
ランキング用人気ブログランキングBブログランキング・にほんブログ村へ
▲ポチポチっと応援お願いします。

第10章 事実と真実(6)

第10章 事実と真実( 6 )


「でも・・・・・・。何一つ終わらせることは出来なかった―――」
 
そう言って閉じられた結城の瞳から、溢れた涙が頬を伝う。

「率直に聞こう―――。君島絵里香を殺害したのは君と花岡裕子だね」
 
瀬崎の端的な質問に結城は瞳を閉じたまま頷く。

「花岡さんから聞いたんですね」

「いや・・・・・・・」


瀬崎は首を振りながら、

「花岡裕子は先日息を引き取ったよ」

と、静かに呟いた。
 
結城が病院に運びこまれてから、すでに三日が経過していたのだ。

「そうですか――――。それは・・・・・・良かった」
 
涙も拭かずに天井を見上げた結城は、

「花岡さんは最後まで彼女がそうだと信じていた。知らずに逝けたんですね」
 
と、少しだけ安らいだ表情を見せた。
 
瀬崎はその様子をじっと見つめたままで話を続ける。

「君島絵里香のマンションの浴室の明かりが消えていた。彼女のマンションの作りからして、浴室は昼間でも僅かな光しか入ってこない。
 明かりが点いてなかった時点で自殺にしては不自然なんだ。誰かが消していったと考えるのが妥当だろう」


「そこまでは気がまわりませんでした」
 
溢れた感情は随分落ち着いてきたのだろう。結城は静かにそう答えた。

「それと、鍵を複製するにしてももっと遠くで作るべきだ」

「そうですね」

 
すこし自嘲ぎみな笑顔をつくり、

「本当はもっと早い時間に計画を行う予定だったんです。午前中に君島さんが外出したので時間がずれ込んでしまいました。
 夕方の渋滞で、当初予定した鍵屋までいく時間が取れませんでした。
 花岡さんを外出時間内に病院にお送りしなくてはいけなかったので・・・・・・。結局、予定時間を随分オーバーしてしまったんですが」


そこまで話すと結城は少し苦しそうな表情をする。

「痛むかね」
 
少し休憩しようと言って席を立とうとする瀬崎を、

「いえ、大丈夫です」
 
と、結城は制した。

「続けてください」
 
瀬崎は浮かした腰を椅子に戻すと、しっかりとした眼差しの結城に頷きを返したのだった。


<第10章 事実と真実( 7 )につづく>



スポンサーサイト
▼ランキングに参加しています。
ランキング用人気ブログランキングBブログランキング・にほんブログ村へ
▲ポチポチっと応援お願いします。

この記事のトラックバックURL

http://imagina.blog115.fc2.com/tb.php/94-f9a3b1dc

コメント

 奈緒さん、こんばんは。
 うん、単独犯ではなかった、ということですね。二人でいっしょに血を抜いたということで。献血にはならないけども(笑)
 結城さん。全部吐いてしまえ。
 応援ポチです。おやすみなさい。
 
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
君島絵里香殺しの犯人がついに明らかに。
浴室の明かりですか。
……ふむ。まったく気にしていませんでした(笑)
ファブィ。
犯人がわかるシーンほど緊張感があるものは無しですな・・・
おうえんぽっちとww
結城は素直に告白しましたね。
後はどうやって血を抜いたのか。

続きが気になります。
応援ポチッ。
紗羅の木様・みぃち様・タンスにゴンザレス様・Mr.様・銀河系一朗様
紗羅の木様
そうですね^^
ただ、今夜の更新で血をどうやって抜いたかが分かると思います。
結城さんは、後悔していますから、多分素直に吐いてくれることでしょう^^応援ポチありがとうございます^^

みぃち様
読んでいただけるだけでありがたいですので^^
お時間があるときにでも^^
どうぞごむりなさらないように^^
応援ファヴィありがとうございます。

タンスにゴンザレス様
ええ、読み直してみると、やけにスイッチをミドリが付けまくっているとお気づきになられることと思いますw
ま、小説サイトがみつけられません。
ファヴィありがとうございます。

Mr.様
今晩も、また続きのシーンです。
皆さんの疑問に少しでも光を当てることができたら幸いです。
ポチありがとうございます。

銀河系一朗様
今晩そのシーンです。
なーんだ。って内容かも(笑)
怒らずにご覧いただければ幸いです。
応援ポチありがとうございます。

コメントする


管理者にだけ表示を許可する


ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

コメントをプレビューする?

Template Designed by DW99

フィードメーター - i 「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します! track feed
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。